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2006年5月28日 (日)

熱帯林の95%「保護対策が不十分」…国際機関調査

 国際熱帯木材機関(ITTO)は25日、世界の熱帯林のうち約95%は保護対策が十分でないとする報告書を発表した。


 ブラジルやインドネシアなど木材を生産する33か国を対象にした過去最大規模の調査結果で、熱帯林が過剰な伐採などにより危機的な現状にあることを示した。

 調査は、世界の熱帯林の3分の2に当たる8億1400万ヘクタールを対象に行った。森林の状態を良好に保ちながら伐採をしている生産林や、違法伐採の対策などを十分に講じている保護林を持続可能な熱帯林として集計。その面積はアジア、アフリカ、南アメリカの総計で3600万ヘクタールにとどまり、調査地域全体の5%以下だった。

 ITTOが1988年に18か国を対象に行った同様の調査結果では、持続可能な熱帯林は100万ヘクタールだった。今回の調査で、持続可能な熱帯林が広がっていることは確かめられたが、大部分は管理が不十分なことが明確になった。

 ITTOのマヌエル・ソブラル事務局長は「森林を破壊することなく持続可能な形で木材生産が可能であるという事実を広めていきたい」と話している。

YOMIURI ONLINE 2006年5月26日

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